2008年度第1回公開講演会
□ 2008年7月3日
場所:6202教室
時間:16:20〜17:50
講演者:赤嶺淳准教授(名古屋市立大学)
演題:バナナ・ペーパーからフェア・トレードへ――名古屋市立大学におけるモノ研究の試み

クリックして拡大
   紙プロジェクトの第1回目の講演会には、地域環境主義の立場から実践的な環境教育に取り組んでおられる名古屋市立大学の赤嶺先生をお招きしました。
 赤嶺先生が他の名古屋市大の先生とともに組織した「バナナ・プロジェクト」は、@日本と世界の結びつきや環境「問題」を具体個別に探っていくためのフィールドワーク実習(スリランカ)を実施し、またA学部を超えた学際的かつ実践的な教育活動に取り組んできました。先生は、学生とともに行ってきたこのプロジェクトの軌跡と、その後に拡大展開した新たなテーマ―ー学生主体の茶のフェアトレード計画について、熱く語ってくれました。参加した本学の学生は、同世代の学生が世界を知り、自ら世界を結ぼうとする活動を組織していることに感銘を受けたようです。ふだんの講義は寝てすごす学生たちも、この講演には聞き入っていました。紙プロのメンバーをはじめとする学生の質問が絶えなかったことは、とても印象的でした。時間がなく、質問を打ち切らねばならなかったことは、残念でした。メンバー3名が参加したその後の懇親会も、とても盛り上がりました。

 赤嶺先生、ありがとうございました。
 講演会のひとコマ
赤嶺先生 フロアの学生1 紙プロ学生スタッフ
学科学生  紙プロ学生スタッフからの質問1 学科学生スタッフからの質問
 
「2008年度 研究会・講演会」に戻る