2008年度白山祭 紙プロ企画展!
 社会文化システム学科「紙プロジェクト」の学生メンバーが、第44回白山祭(東洋大学学園祭)で企画展をおこないました。皆さん、ご協力ありがとうございました。以下、担当者から報告とお礼をお伝えします。
□ 2008年11月〜3日
場所:白山キャンパス1号館3階1302教室
第44回白山祭企画展
「Message from 紙プロジェクト」
レポート

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 紙プロジェクトとして、第44回白山祭に出展しました。タイトルは、「Message from 紙プロジェクト」!「ポスター展示」では、私たちの研究活動の内容を掲示し、また古紙回収現場に同行した際の映像を上映することで、活動をよりリアルに感じられるようにしました。社会文化システム学科の特徴は、先生や学生が世界と身近につきあっていることです。この特徴を生かし、世界各国に調査・旅行へ行かれた先生や学生たちにトイレットペーパーを持ち帰ってもらい、「世界のトイレットペーパー」の展示も行いました。「紙」と環境問題との関わりを実感してもらうために作成・販売したのは、「裏紙ノート」です。ノートの紙は、講義で余ったプリントの裏面を利用しました。表紙には、世界各国の古布を張りました。目玉企画は、「活版印刷体験ツアー」でした。体験ツアーは、トッパン印刷本社にある「印刷博物館」との共同企画として実施しました。

 私たちの活動でもっとも重視しているのは、現場を歩き、見て、聞くこと、つまりフィールドワークです。フィールドワークの過程では、たくさんの人びとに出会ってきました。新たな出会いは、いつも刺激的でした。ただ、「紙プロジェクト」というプロジェクト名だけでは、何をしているのかをなかなかお伝えできない、そうしたもどかしさを長らく感じていました。そこで、これまでの活動をまとめ、地域の人たちや他学科の学生に見ていただくことにしよう、今回の展示は私たち学生がそう考え、自らの手と足と頭を使って企画したものでした。

 企画展示の会場では、来場していただいた方々のコメントやアドヴァイス、感想などを直接、伺うことができました。こうした経験は、現場の声を重視したい私たちにとって、とても貴重なものでした。 まだまだ「何をしているプロジェクトなのかわからない」という声があるかもしれませんが、こうした機会を通して少しずつ私たちの思いを伝えていきたいと考えています。

  「活版印刷体験ツアー」の実現にご尽力いただきました印刷博物館の皆さん、これまでの調査にご協力いただきました機関や企業、工場の皆さん、企画展に来場してくださった地域の皆さん、東洋大の学生や先生がた、すべての方に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
 展示会フォト (クリックすると拡大します)
世界のトイレットペーパー展示 これまでの活動の写真 裏紙ノートの作成と販売
 来場者からのコメント  裏紙ノートの説明 先生も見学
 
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